2014年3月28日金曜日

シェルトの棋譜

シェルトの棋譜の書き方を考えている。

アルカの場合、移動・取得・回転に関しては恐らく次のようになっている。

  • 移動: [移動先の座標] [移動する駒]
    (例: beezel 1 paal)
     
  • 取得: [移動先の座標] [移動する駒] [取られる駒]
    (例: teeve 4 faava axx)
     
  • 回転: [駒がある場所の座標] [回転する駒] [回転後の駒種]
    (例: ilva 3 milf stent)
ただし幻日辞典の「シェルト」において、将棋の「同」にあたる単語が「kak」、随伴手を表す語として「ann」が用いられている一方、これらの語が辞書には見当たらなかったり、またそもそもこれが書かれている段落のタイトルが「座標の読上」であることもあってか、テームスの張換えに関する記述が見当たらないなど幾つか疑問が生じている。

そこで今のところ随伴・張り・剥し・換えについては、あくまで仮のものとして以下の様な表記で手の表示を実装している。
  • 随伴: [随伴駒の移動先] [随伴駒] ann [被随伴駒の移動先] [被随伴駒]
    (例: beezel 4 milf ann beezel 5 faava)
     
  • 張り: ev [張る駒]
  • 剥し: sed [剥がす駒]
    (例: sed mat)
     
  • 換え: fut [剥がす駒] a [張る駒]
    (例: fut rava a kunon)
また、シェルトの横軸名は
Velm, Erva, Satii, Teeve, Beezel, Ilva, Palt
と頭文字が被らないので、頭文字を使うと例えば
 beezel 1 → b1
みたいに略したりもできるかもとか考えていたりする。

この略し方を使って「人工言語憩いの場(teacup)」でのセレン氏とクロ氏の対局を書いてみると次のような感じになる。
(tem→teems)
  1. b5 vio
  2. s5 lin
  3. b4 fav
  4. s4 mat
  5. b2 mik
  6. s6 lax
  7. kak vio lax
  8. s3 ket
  9. v7 vio len
  10. kak tan vio
  11. i3 ful ann b3 zan
  12. s1 lin ann s2 rez
  13. ev lax
  14. e4 ket
  15. s5 tem lin
  16. kak ket tem (違法手?)
  17. s4 fav mat
  18. kak kun fav
  19. b1 lis
  20. s3 rez
  21. p2 dyu
  22. t3 kun
  23. t2 mik
  24. s2 rez
  25. t2 mik soma
  26. s3 nen
  27. s2 mik rez
  28. kak kun mik
  29. kak lis kun
  30. e1 rav
  31. v3 lis pin
  32. kak mir lis
  33. i4 mel
  34. e7 tan
  35. t2 mel
  36. t5 nen
  37. i7 ruj hix
  38. t1 lin
  39. b4 zan ann b5 gil
  40. s7 nen
  41. ev kun
  42. e4 ket tem
  43. kak mel ket
  44. kak mir mel
  45. t2 dia
  46. e5 mir
  47. t3 dia
    以上アルシェのハルマチェック3点勝ち
折角なのでnias氏作のプログラムで再生できる(はず)の棋譜データも上げてみる→棋譜

今人工言語憩いの場の対局が行われた過去ログを見ようとしたらデータが無くなっていた。
どこかに残ってないのかな。